mei_megumi’s blog

私の世界観、スローライフの薦め

34回目の更新の今日、私の体験したコーヒーの飲み方をお伝えします。

それは20代の頃の私の体験でした。初めて会津に訪れた時のことです。

今日のお話のスタートのイメージです。

 

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ここからアーカイブ。私の20代の頃にタイムスリップしますね。

 

 

私の生まれ育った所は「富士・箱根・伊豆国立公園」

20代にアウトドアライフに惹かれ、マウンテンバイクを積んだランクル80を乗り

よくキャンプに出掛けたものでした。

そして、とうとう「磐梯・朝日国立公園」の裏磐梯にオートキャンプに出掛けました。

「小野川湖」湖畔のキャンプ場がたいへん気に入り、妻以外にも、設計事務所の頃のスタッフと連れ立っては、キャンプ三昧に明け暮れた青年時代を思い出します。

その体験談を私は、「そろそろ本物のコーヒーと出会いませんか『入門編』に記述しました。その文章の部分だけを全文、このブログに載せますので、ぜひ「スローライフとは何か」を考えてくださいますと幸いです。

まずは小野川湖の写真をご覧くださいね。(メイとメグミが登場しています)

 

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当時はランクルを乗り回す、バリバリの男のスタイルでしたよ

「私の体験談」全文掲載

 

アウトドアで楽しむコーヒーライフ

遡ること、?年前の話です。

私は当時アウトドアにたいへん夢中になった時代がありました。

福島県猪苗代湖周辺、特に裏磐梯と呼ばれる磐梯朝日国立公園には、

毎年のようにお盆休みを利用してオートキャンプに出かけました。

小野川湖の湖畔、水辺ギリギリの所にテントを張り、その素晴らしい景色を

数時間も眺めても飽きず、生きていることの実感と嬉しさを、風景と共に

感動していたことを今も覚えています。

他のキャンパーたちがほとんどバーベキューをしているのに、私たちは大きな肉の

かたまりを切ってビーフシチューとフランスパンをかじりながら、ボサノバの曲を

バックにバーボンのジャックダニエルを片手に夜を楽しみました。

火力はいわゆるカセットコンロではなく、薪を使った直火。その火が炭になった頃に、

金網で持参してきたインドネシア産のコーヒー豆、最高級のマンデリンをローストする

のです。その煙の香りは他のキャンパーたちが発するものとは全然違いました。

それはケーキを焼く時の香りであったり、甘いフレーバーの焼き菓子のようであったり

ジャックダニエルの強い香りと伴って見事なセッションを作り出していました。

翌日の早朝、まだ湖が朝霧が立ち込める中、オールボートを2時間貸切って湖面を

走り出します。小野川湖は所々に小島が浮かんでいます。お気に入りの小島に上陸

していよいよブレックファーストの時を迎えます。

おもむろに用意してきたコーヒーセット。

昨夜炭火で焙煎したマンデリンコーヒーをコーヒーミルでガリガリと粉にして、沸騰

したお湯をドリッパーに注ぎます。

よくキャンプで使うマグカップではありません。あらかじめ温めておいたマイセン

のコーヒーカップを使うのです。それのお伴としてバターをたっぷり塗ったクロワッサ

ンを3個。小型のテーブルに真っ白いテーブルクロスをかけてそこに食卓を作ります。

当時はCDはありませんでしたのでカセットテープから流れるバッハのバロック音楽

聴きました。

やがてその時がやってきました。芳醇なコーヒー香りの中、コーヒーカップに映った

のは朝焼けの磐梯山でした。裏磐梯の荒々しい磐梯山の山肌が真っ赤に染まっていまし

た。マンデリンはインドネシアスマトラ島のコーヒーです。私たちはあたかも、その

スマトラ島にいる錯覚さえ覚えました。

この体験は、私のコーヒーライフで強烈な印象として決定づけられました。

そして私はコーヒー文化を更に深く知りたい、スローライフとは何かを知りたいと

いう人生の至福の時を今迎えようとしているのです。

 

どうかみなさん、今日も心を穏やかに保ちながら、金曜日という週末を楽しんでくださいね。

 

されでは次の更新まで、ごきげんよう