mei_megumi’s blog

私の世界観、スローライフの薦め

115回目の更新です。我が故郷、静岡では今日は物凄い大雨に見舞われたらしい。こちらも未明から雨です。

久しく東京へは行ってませんねえ…だから想像しながらショートストーリーと写真を作っちゃいました^^

 

f:id:mei_megumi:20190521145046j:plain

 

昨日の夕方、雲行きがおかしいなと思っていたら、やはり大雨となりました。

今夜は31㎞離れた、中学生のお家で家庭教師の仕事があります。

途中には、とてもやっかいな「藤峠」がありまして、冬以外はそれでも快適なのですが

大雪の日ではいくら除雪が進んでするとはいえ、結構この峠を越えるのはいつも緊張。

温かい地方で暮らしていましたので、今も雪道になかなか慣れません。

だから今の季節が私には心身共に最高なんです。

 

さて前回より引き続き「会津紀行」を載せていきましょう。

 

会津紀行」 第4話  ~その⑤~

若松市内を歩くと、そこにはいにしえの浪漫ぱかり。町も建物も、そして人々も。

 

会津若松駅の正面から見る駅舎の姿だが、「あれ?どこかで見たことがあるな」と

その記憶を辿ったら、静岡県三島駅の南口の駅舎によく似ているのである。

大きな切妻屋根はテリ(なだらかにカーブを描いて沿っている屋根形状のこと)を

強調させている。

三島駅の場合は、ここに出雲大社の分社として「三島大社」という大きな神社があり、

三島駅はそのモチーフをかたどっている。

対して、会津若松駅は「鶴ヶ城」をイメージしたものなのであろうか。

いずれにしても、駅舎の建築デザインというものは、その土地ならではのイメージや

モチーフを醸し出しているのかもしれない。

 

f:id:mei_megumi:20190521162215j:plain



 

会津地方は、主要な幹線道路「東北自動車道」や東北新幹線が通る郡山市福島市と大

分かけ離れた地域なので、都心に行く場合には、例えば東北新幹線で行く場合には、

JR磐越西線を使って郡山まで行き、乗継をしなければならないが、バスタ新宿への高速

バスという安価な運賃でいける交通網は発達している。

また東武鉄道との連携により、東京浅草への特急リバティが本数は少ないがそれも選択

肢の一つとなる。

 

実はこの駅は「歴史と文化、そして伝統が息づく街の玄関口の駅」と言って、東北の駅百選に選ばれるほど人気が高い。

会津のご当地名物「赤べこ」(べことは牛のこと)が首を振って、人々を歓迎する。

 

会津バスは「はいから号」と言って洒落たデザインのバスが市内を走る。

"はいから" とは、大正時代のお洒落な美女さんたちのことを言い表している。

今風に言うと "ギャル"  でもこの言葉ももう古いかもしれない。

今の時代は、お洒落な女の人たちを何というのだろう…?   そんな大したことでもない

ことを私は妙に考えてしまった。

 

この会津若松駅は、東京に限らずJR磐越西線とと只見線で新潟方面にも行ける。

ただ今残念なのが只見線だ。水害によって途中の路線が途切れているからだ。

今その復旧工事の要請が認められ、近年中には新潟魚沼を通過し再び新潟県と結ばれ

ることになるであろう。

 

続く…

 

今日の紀行文はここで終えましょう。長い文章ですと飽きちゃいますものね。

今回のの最後に「光」をテーマにしたポートレートをご紹介します。

 

それでは次の更新まで ごきげんよう  めい

 

f:id:mei_megumi:20190521152122j:plain