149回目の更新となりました。東京は観測史上、最悪の日照不足が続いているとのこと。人間は自然界に逆らえないことは事実ですよね。
昭和村に訪れる時はいつも雨模様です。いかに山奥であるかが分かります。奥会津では一番標高の高い位置にあるかを体で感じます。
さて会津紀行も奥会津に戻りました。そういえば「下郷町」を忘れていました。
今日、参議院議員の投票を済ませたら再度訪れてみようかと思っております。
今回は国道から逸れて、山間の県道を使って「昭和村」へと入っていきます。
帰りの道は、国道401号線。初めて走る国道でしたが、現在大規模なトンネル工事が
実施されています。途中、美里町を経由して会津若松市に通じるこの道は、昭和村との
アクセスでは一番の近道ではなかろうかと、この国道を走ってみて実感しました。
人々の暮らしのために、いち早いトンネルの開通を心から願っております。
雨の昭和村は私の心を鎮め、そして自分自身を見つめ直すきっかけさえもいただくこと
ができました。
さて、いよいよ会津紀行も「昭和村」への執筆です。
「会津紀行」 第12話 ~その①~
昭和生まれの私には、この村の名の響きはハーモニーそのものであった
奥会津地方の町村の中では、標高の高い位置にこの昭和村は存在している。
野尻川に沿って集落が分布しているのだが、世界中の人々のほとんどは川沿いに住んで
いる。これは人の営みに「水」は切っても切れない縁があるからだ。
この昭和村の私なりのイメージは、大きく言うとペルーの「マチュピチュ」の
ようでもある。
遺跡としてのマチュピチュではなく、山奥で人が住みそして独自の文化をも築いている
という意味合いである。
昭和という名前でさえも、そうした激動の時代の変換を辿ったイメージも重ねっている
ので、この村の名前は重い。
さてこの地の国有林を生かした「昭和の森」というものを考証していきたい。
歌手の石川さゆりの代表作「天城越え」に登場する場所が、静岡県伊豆半島の中央部に
位置する天城湯ヶ島。現在は合併して「伊豆市」の一員となっている。
実はこの天城湯ヶ島にも「昭和の森」という同名の場所が存在していて、小説家「川端
康成」の故郷の地として、映画「伊豆の踊り子」の舞台としてたいへんメジャーな場所
である。
対して、ここ昭和村の「昭和の森」であるが、伊豆のそれとは比較はしたくない。
共に森林という自然を大切に保存しながら人の心の保養地、すなわち心の森林浴を提供
している。両者とも共通しているのが「自然保護」という観点であるのだ。
そこには貴重な植物の群生地や、野生動物の棲家を守っているのである。
続く…
さて神秘的なポートレートをご紹介しましょう。
下の写真ですが、こんな女性が突然森の中から出てきたら、みんなビックリすることで
しょうね。これはプロのモデルや女優さんが仕事で撮影する以外では、絶対に普通の
女性の方はしないでしょうね。男性だから成し得る技なのかもしれません^^
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪