165回目の更新となりました。今朝は爽やかな夏の香り。カラッ!としていてとても気持ちがいい!
西日本と首都東京辺りでは、今日も厳しい気温で「熱中症に十分に注意」と昨日ラジオで聞きました。我が街もこれから暑くなるのかな? 覚悟していたほうが良さそうですね^^
先日の新潟の煌めいていた海岸の光景は、今も目に焼き付いて離れません。
今日も行こうかな…。でもやめます。
10号サイズの絵を描けばなりません。その時間が来るのを今楽しみに待っています^^
夏というのは確かに暑くて、私は大の苦手です。
現在新たに「貧血」という診断結果が出まして、私の体は更に悪化しつつあります。
しかしエネルギッシュに動き回ることで、体中に宿る全ての病気を克服しようと、
まずはその精神力を養っております。
さて今日で会津紀行、下郷町(しもごうまち)の紀行文は終わりです。
これがブログ上で完成しましたら更に各市町村の紀行を加筆し、出版社との協議の
上、事を進めていきたいと、かように考えています。
今回のショートストーリーは2連発。
その一つの「芦ノ牧温泉」ですが、ここ下郷町ではなく会津若松市ですが、湯野上温泉
と共に重要なスポットですので併せてご紹介します。
「会津紀行」 第16話 ~その④~
山には山の、川には川の、そして人には優しい暮らしの環境がそこにはあったのだ
下郷町…。
ここは福島県の中通りにある、白河市や須賀川市へも道は通じている。
その先の福島空港にも直結している。
昭和村や南会津町を経由して桧枝岐村から尾瀬へと行くアクセスの良さも光る。
疲れた旅人の心と体を癒してくれる温泉地は、その湯煙の向こうに阿賀川の水面に映る
山々の緑が美しい。
特に湯野上温泉は、国道沿いに旅館が軒を連ねていて、藁ぶき屋根の駅舎のホームから
降り立った人々の歓喜の声が聞こえそうだ。
断崖絶壁に立つホテルと旅館群の存在には目を見張る。
実はここにも駅舎があるのだが「芦ノ牧温泉駅」というこの駅は、そのホテル群からは
若干離れている。
この駅の名物が「猫の駅長」
全国的に報道されて今や年中、観光客の足が途絶えないほどになった。
先日私は、新潟の海岸へと足を運んだ。
その時海に注がれる川の流れをしばしの休憩の合間に眺めた。
奥会津から流れ出る二つの川。
阿賀川と只見川は途中で一つとなり、日本海へと流れ込んでいく。
私はこの二つの川べりを走り抜けてきた。
この水は例え一滴でも私たちの暮らしに大いに役立っている。
全ての動植物に恵みの水して、奥会津の神々の祝福の証なのである。
この川の辺りを走り続けた…走り抜けてきた…。
それは今までの我が人生が流れてきたように…。
それを思った瞬間、私の頬に涙が一筋、流れて落ちてきたのであった。
第16話 終わり
今日は日曜日。
お盆の連休とは違い、静かな町並みに戻っています。
子供たちの歓声も聞こえなくなりました。
ただ蝉の声だけが夏の終わりに近づこうとしています。
そうして季節は私たちの人生と同じく変わっていきます。
「この世は常に変化している」
仏陀の説いた三法印の中の一つ、諸法無我の境地を忘れてはいけません。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪