おお! 空から白いものが…今季初の雪がちらほらと舞い降りたよ 昨日の午前8:45のお天気でした。218回目の更新です。
いよいよ冬将軍が我が町にもやって来るんだね。またまた豪雪地帯と化してしまうのか!
昨日の金曜日、雲行きが悪いなあと思いつつ、小説の原稿を綴っていました。
ふと窓の外を見上げたら、なんと! 白い雪が。
「ああ、冬が来たな」と思いつつ、早速着替えて撮影に挑みました。
藤峠付近まで足を運び、その降りしきる雪の中で我が身を写そうと思ったら
太陽の日差しが眩しくなってきました。
それがたいへん良い風情でして、光に照らされた舞い落ちる雪は、まるでダイヤモンド
のように、それはキラキラと輝いて、また紅葉の残るオレンジの世界の中に消えていく
のでした。そこで撮影、ですがその雪の降り方は弱くなってしまい写真の構図の中に
かすかに写るだけというハプニングが…
上のように「変化」というのは、既に仏陀が経典の中で説いています。
経典は実は哲学書です。
その中に「三法印」というとても重大なことが記されています。
・諸行無常~この世は常に変化している
・諸法無我~生きとし生ける者は、決して己自身だけては生きていけない
・涅槃寂静~全ては「無」になっていく。そこにはただ静寂があるだけだ
時空というのは、宇宙空間そのものであり、私たちもその中に属しています。
ただ人間としてこの地球に生まれただけに過ぎません。
ですが人間欲というものは、自己の欲望を満たしたいという願望が全ての
悪をこの世に現わしています。
戦争や紛争、金銭欲、物欲、独占欲、体を満たすだけの欲、などなど種々
様々なものがこの現実に出現しています。
アダムとイヴが林檎の実を食べたことから始まる「欲」というものは、
人間の中の心理そのものであり、神あるいはハイアーセルフが望んでいる
ものではないことに気付くべきです。
欲のない人間は誰一人いません。
室町時代に生きていた「吉田兼好」は著書「つれぐれ草」の中で、そういう世を
嘆いています。
彼の思っていたこと、それは「今、俺は本当にこの世に生まれてきて良かったのか」
という心がその本の中で私は読み取りました。
誰でもが何かに悩み、苦しみそしてもがく日があります。
その解決策を模索しながらも、なかなか出来ずにただ日にちだけを重ねてしまいます。
「おまえ、すぐに実践せよ、動けよ」と思っても、どうしても躊躇してしまうもので
す。それが結果を招きます。
原因と結果の法則 これを常によく意識することが大切です。
今日は、久しぶりに少しだけ哲学めいたお話となりました。
私の今の作家としてのスタンスは、こうしたレベル高いところまで意識をもって
作品を手掛けています。
それはこの世に生まれてきたその集大成です。
誰かのためにお役に立つのならば、私は心から光悦と幸福を感じます。
今日の連載小説はお休みします。
明日はいよいよ、アシスタントのカノンちゃんとの撮影の旅。
冬景色の会津を魅力的にご紹介できればと今からワクワクしています。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪