「運命」はあるけれどそれがレールに乗っているとは限らない。線路の先には何が待ち受けているのか…? 274回目の更新です。
鉄道からみえる我が心の在り方。幼少時代から今の自分に変わっていくのも、鉄道と共に変革していることを知ります。
暑くなったり寒くなったりで、なかなか体調が優れません。またコロナ渦で経済的なも
のが心を苦しくさせる、悩まされていらっしゃる方も多いかと存じます。
特にお若い皆さんは、学業に励む前にアルバイト先での解雇やお休み等によって日々の
暮らしが大変な方もいらっしゃるでしょう。
今日のブログは、「夢と希望を運ぶ鉄道旅」へとご案内します。
少しでも心が晴れやかになってくださればよいのですが…。
私の住む町の鉄道は、90~120分程の間隔で列車が通過します。これに乗り遅れたら大
変! 駅で長時間待たなければなりません。
昨年の一時期、私は体調が悪化してしまいクルマに乗ることができない時がありまし
た。鉄道はそのときの私にとって必要な存在でした。最寄りの駅からバスに乗り継いで
病院へと…。ただ帰りを心配、だって時刻表とにらめっこしながらどう帰ったらよい
のかと、思案の連続でした。(今では回復しつつありマイカー移動が復活!)
5~10分間隔でホームに滑り込む山手線や中央線とは、えらい違いですね^^
でもそんな地方のローカル線にもいろいろな人生の物語があります。
この電話ボックスのある駅は、昨年までは私の知らない駅でした。
旅というのは新しい光景を目の前にして、心の成長に欠かせない「何か」を見つけるこ
とができます。
自分の人生を鉄道に重ね合わせてみる。
いつまでも平行線を保った線路でも、やがては行き止まり、その歴史を閉じていく。
人も同じこと。ただ違うのは人の心は平行ではなく、常に交錯しているのですね。
さて "廃線" の鉄道は全国各地随所にあります。
それは歴史を閉じることを指しますが、こうして生きてるからこそ、その鉄道の歴史の
重さを知ることができます。
私はその中の一つに、とても共感を受けています。それが喜多方市の旧国鉄の鉄道。
その想いを込めて、数作品をお載せしましょう。
とうとう見つけた私の会津のオアシス。ここは私の大のお気に入り。
文筆の言葉に詰まったら、ここで心を休ませます。元気をもらいます。
外壁のひび・錆びた鉄・杉板の浮き出た木目。そして全体の空気感…。
何もかもが、いつ来ても新鮮な驚きでいっぱいです。
最初に訪れたインスピレーションとは…。
この駅の北西側に『三ノ倉高原』があります。
会津盆地を見渡せるスキー場のある高原。今、菜の花でいっぱいの世界…。
そしてこのブログは、喜多方駅を通過して前述の "磐梯町駅" へと向かいましょう。
その駅を降りて向かう先は "猪苗代湖"
鉄道は、それぞれの人の想いを乗せていく。
これを必要とする人たちのために存在しています。
歴史は変わります。
新幹線という名の鉄道もやがては " リニアモーターカー"によって『新』という名前も
外れるかもしれませんね。
私たちの人生はレールというものに敷かれているものなのか、それは分かりません。
しかし人それぞれの運命があり、容易に変えることはできません。
ならば、その運命というレール上でいかにより良く豊かな心と穏やかさをもつか
それを自分で問うてみることが必要と考えています。
長きに亘る歴史の重さは、我が心に差し込みます。
だからこそ日々のあらゆる出来事は、私たち一人一人の心の祝福として感じてくださ
い。いずれはこの世を去ります。そう、廃線という名の鉄道のように。
首都圏と北海道を除く地域の緊急事態宣言解除ではありますが、人々は期待と不安の渦
中にまだいます。コロナウィルスはものを言いません。
言葉を発しているのは人間だけです。
怯えの言葉・不安な言葉、逆に明るい予想の言葉さえも全てはあなた自身が発している
心の言葉なのです。
今日もまたまた長いブログとなりました。私ったら懲りないですよね。
本当にごめんなさい。
さあ、今日からも皆さま、無事安全安心でお過ごしくださいね。お祈りしています。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪