mei_megumi’s blog

私の世界観、スローライフの薦め

えっ! クルマが道路に出れない…。31回目の更新の朝は大雪です

いよいよ本領発揮。我が町に容赦なく雪が積もる

とは言っても、昨年よりまだマシかな?

中学校へ通勤する時、確か去年は毎日のように除雪して出かけたものでした。

ところがこの時期、今年は少ない気がしないでもありません。

確かに昨年は稀に見る大雪だったとか…。

長年この街に住んでいない私は、その言葉にあまりピンとこないのも事実。

今年は、どこかへ通勤するということはないので、焦らず丁寧な除雪をしています。

今朝の状況を写真にてお伝えしますね。

 

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除雪に1時間ほどかかりました。ここだけではなく我が家の外階段も含めてです。

 

さて、今回は趣向を変えての小説のご案内です。

 

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水彩画で表現する、私が福島県に赴任し住んだ「被災地の仮設住宅」です。

 

穏やかであった静岡県より一変。

福島第1原発の事故で、避難を余儀なくされた都路町の人たちの仮設住宅です。

その人々の思いは様々でした。

何も悪くないのにこうして自宅を、放射能の影響があることを理由に一時追い出されて

しまったのです。そして数年後、帰還者第1号の住民として全国にその報道はされました。私はその人たちとのふれあいの中で、心の底にある、不安・怒り・恐れそして帰ることができるという安堵感…。

その複雑な人間模様を目の前で垣間見ていました。

ただネガディブなもの、その感情を移入してしまったら、サポートという本来の仕事は

できません。

ただ私はこうして仮設住宅で共に暮らし、その方々とのふれあいは今も心の中に良い意味で残っています。

特に私の愛猫の「ナナ」が亡くなった時に一緒にご自身の所有する山に一緒になって

雪の降る中を土を掘ってお墓を作って下さった、富子さんの真心に今も感謝しております。

見ず知らずの場所に来て、そしてその方々との信頼関係を作る、その難しさも知りました。

仮設住宅の水彩画は、春の暖かい休日に描き上げたものです。

この絵は私の心そのもの。

ここで出会った人たちへの感謝と、静岡から連れてきて一緒に暮らした猫たちへの追悼でもあります。

 

ハワイ在住の、ウィリアム・レーネン氏はこのように言っています。

「経験は良いも悪いもありません。すべてはこの世に生きている貴方の魂の成長のためです。」

 

今ようやく青空が見えてきました。

我が書斎から見える外の景色は、雪が積もった屋根の白さと、青い空の爽やかな空気感に包まれています。

 

皆さんも今日一日無事でいられますことをお祈りしております。

 

それでは次の更新まで、ごきげんよう