60回目の更新です。おかげさまで707という数のアクセスとなりました。今日は私の合成写真の妙技をお伝えします。
何故そんなに合成写真をつくるの? それはとっても楽しいからです^^
一人で三役。それもいろいろなポーズを誂(あつら)えまして、自撮りしている訳ですが
撮影している時から「楽しく」なければならないですね。
それを生写真としてパソコンに保存しますが、普通だったらそれで終わりという方も
多いのではないでしょうか。
私の場合は、「小説の物語に順ずる背景としての撮影」としての目的がありますので
苦にならないのですね。
でもこれはただ素顔の男性像では絶対に持続できないことが分かっておりまして、メイ
とメグミに扮することで持続可能なんです。
ある方が私のブログの写真を見て、問い合わせがございました。
「あのう、どうして合成の写真を作るのですか? それとカメラなどの機材は一眼レフ
のように高級な物を使っていらっしゃるのでしょうか?」
お応えします。
私のカメラは1600万画素ほどの、手の平にすっぽり入る小さなコンパクトデジタルカメ
ラ1台のみです。
一眼レフのように、背景のボケはあまり期待できません。よっぽどレンズの倍率を上げ
ないと、背景のボケは演出できませんが、それと同時に人物も時にピントが合わずボケ
てしまいます。
それが自撮りの難しさなんですね。
誰かに自分を撮ってもらえれば、ピントが自分に当てられて上手に撮影できるのです
が…。あとは「勘」ですね。何しろどのように自分が写るのか分かりませんので、これ
は数をこなすしかないかと。
あとはパソコンでの、3つのソフトウェアを使い分けます。
切り抜き専用ソフト、背景のボケを演出するソフト、そして最終仕上げのソフトウェア
を駆使しています。
だいたい1枚のポートレートを仕上げるのに1時間弱を要します。
それでは今出来上がったばかりのポートレート1枚をお送りしますね。
この写真では、メイとマコトがくっついていますよね。
ご存知の通り、マコトの心の中にメイという理想の女性がいたからです。
そしてメグミ。彼女も川平修平という若者の心の中に潜んでいた女の子です。
彼は遠いブラジルのコーヒー農園へ行ってしまい、メグミはあまりにも遠い所に
いる修平の心の中に戻ることができません。(なぜブラジルコーヒーは美味しいのか?
※近日、発売予定)
メグミがまるで双子のようにいますね。
この4人がそれぞれが違うポーズをとり、ここにストーリー性が生まれる訳ですね。
「この4人は今何を話しているの? 何を考えているの?」というイメージを、この読者の
皆様はそれぞれに感じていただけるかと思います。
私の合成写真は、こうした現実味がありながらも、ミステリアスなムードを盛り上げて
います。
まぁ実際のところ、私自信が女装する自体が、ミステリアスといえるでしょうね^^
私が自撮りした原画(生写真)は既に1200枚を超えました。
そしてそこから「これは!」という写真を選択し、ポートレートに仕上げた作品は、
気付いてみれば、いつのまにか今日で290枚となっていたのです。
撮影し始めて、まだ一年も経っていないんですよ^^
「自分で楽しんじゃおうね」
これはよく私が、生徒たちに言う言葉です。
それは私自信がこうして楽しんでいる実践をしているからこそ、言葉に出るのです。
皆様は、一生の間にどれだけ楽しまれますでしょうか。
アメリカの心理学者の研究によりますと、人間は一日に6万もの思考をするというので
す。そのうち80%がネガティブなことを考えているそうです。過去にあった、思い出し
たくもない辛かったことや、今の苦しみ、そして未来への不安や恐れ…。
ならば、そのネガティブを打ち消すように全てをポジィディブに変えてみましょう。
そうすれば、例えば1時間後の未来がきっと良き方向へと変換されていきます。
私は一日、ほとんど人とふれあうことがありません。
それが連日続きますと、やはり気が滅入ってしまうことも、しばしばあります。
そんな時、こうして1枚の写真の中に3人、若しくはこうして4人というように人物を
加えていきますと、とっても楽しい気分になり寂しさも無くなってきます。
楽しさは自分で見つけることです。
それは何でもいいんです。他力本願ではなくて、自分で探し当てることです。
このブロクも60回目となりました。
「継続は力なり」
誰かに読んでほしい…ということではなく、まずは自分の心で読み直すこと。
それが結果として、「皆さんの心に伝わればこんなに幸せなことはない」という
感謝の心に入れ替わるのです。
近日中に、このメイとメグミ、そしてマコトを交えた静止画(写真)動画をご紹介できる
かと思います。その作品は今まで披露したものと違い、ポップでスピード感あるものに
仕上げたいなと思っています。
「楽しさは自分の心から湧き出るもの。そしてそれを作るのは自分自身だけだ!」
皆さん、今日も素晴らしき一日をお送りくださいね。
それでは次の更新まで ごきげんよう