147回目の更新です。今日は腰を据えてじっくりと「昭和村」での取材と撮影の旅に行きます。
大自然の中でいただく手作り弁当。その味わいに感謝を込めて。いつもは通り過ぎる昭和村を探訪する今日は、とっても楽しみ。さて何が待つ受けているやら…。
久しぶりの自撮り旅です。
いつも思うことは「やっと自由に自分の好きなことができるようになった。自分自身を
見つめ直す時がきた」ということ。
随分と今まで苦しみと苦労の連続でしたので、この年齢になってようやくスローライフ
の入り口にきたという感がございます。
例えば。ゆったりとした心持で喫茶店の一杯のコーヒーを心から愉しむなどという時は
過去にあまりなかったのですね。
今ではその一杯のコーヒーの味と自分の人生を噛みしめているという、ゆったりとした
時を過ごしつつあります。
裏磐梯での紀行文も後半に入っていきます。
まだまだ記述したいことがいっぱい!
しかしダラダラと綴ってしまうと、読者の皆さんにご迷惑をおかけしますので
ポイントだけを述べましょう。
「会津紀行」 第11話 ~その③~
我が青春時代に会津と出会った所、そこが裏磐梯だった。まるで糸と糸とが繋がるように…
檜原湖の近辺に「磐梯山火山記念館」がある。
時は1888年、富士山の子供版のように美しかった磐梯山はこの年に大噴火を起こし山体
崩壊した。多分富士山が今後噴火したら、こういう山の形になるだろうなと想像してい
まう。美しきものも、やがてはその形を変えてしまうということだろうか…。
多くの犠牲者を出した水蒸気爆発の磐梯山は、表磐梯と裏磐梯というように区別されて
いる。猪苗代湖から望むこの山の姿は女性のようにふくよかで、逆に裏磐梯から望むこ
の山は、山肌が荒々しく削り取られ、それは怒っている男性のようだ。
こうした二面性のある磐梯山は私自身の姿にも似ている。
普段男性でありながら、時には女性としての顔をもつ二面性のある私に同調するかのよ
うに、この山の存在は私の心を揺さぶる。
大自然の変化とは、地球の営みだ。
地球自体が生きているという実感がそこにはある。
自然の猛威に人間は成すすべもなく、普段は地球上で一番知能あり生きとし生けるもの
のリーダーとしての人間だと思ってはいけないのである。
人類が自然を破壊することはもってのほか。
必ず自然界はそれを警鐘し、更に人間が自然を壊し続けたならば絶対に自然界は報復処
置をしていくだろう。
他の動植物たちはその自然界と共栄共存している。
人間はあまりにも高度な知能があるゆえに、とかく利己的になりやすくそれが環境破壊
に繋がっていることを忘れてはならない。
続く…
この地をできる限り先日くまなく廻りましたが、まだまだ知らないことばかりです。
我が青春時代に訪れた最初の東北でした。
ここに今住んでいようとは私を含めて誰が想像したでしょうか。
人生とはまったく不思議なものですね。
さて久しぶりに「メイ、会津の旅『前編』」の動画のURLをお送りします。
春の表磐梯山の姿を収録してあります。
ぜひこのビデオをご覧になって会津への思いを馳せてくださいね。
裏磐梯はまた改めまして公開いたします。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪