ああ…大変だぁ! 下の前歯が一本抜けたあ。撮影は致命傷。そんな時の151回目の更新です。
先週の土曜日に歯が抜け、急ぎレスキューを求め歯医者さんへ。でも昨日それがまた取れてしまいました。今日も接着してもらうために歯医者さんへ行きます。もうドクターが私の救世主であります。
歯は大切なもの。私は小学校の時に「虫歯ゼロ」で表彰されました。そして歯並びが良
いことは自慢の一つでしたが、寄る年波にはどうしても体のあちこちにガタがきます
ね。どうか皆様も歯は大切になさってくださいね。食事もおいしくいただけなくなりま
すので…はい(悲)
笑顔は人前で最高の表現です。ましてや私なんぞは写真撮影して、こうしてブログで
公開しますので尚更のこと。
という訳で気を取り直して、まずは健康的な私のポートレートをどうぞ。
さて今日が「昭和村」の紀行文の最後となりました。
まだまだいっぱい綴りたいのですが、会津全域とその他、まだ公開していないものが
たくさんありますので割愛させていただきます。
「会津紀行」 第12話 ~その③~
昭和生まれの私には、この村の名の響きはハーモニーそのものであった
人口1700人ほどのこの村は、四方を山に囲まれた美しい山村である。
昭和2年に、この村は合併したので「昭和村」となった。
しかしここに住む人は決して便利とは程遠い地なのだが、昔からの知恵と工夫を施しな
がら、根強く息づいているのである。
またこれといった観光地は少なく、私もいつも通過するだけだったのだが、探訪して
いくと、ここは想像を遥かに超越した何かを感じ取った。
そう…心が洗われるのである。癒される場所なのである。
いわゆるヒーリングであるとか、f/1のゆらぎの世界なのである。
心のリラクゼーションを求めるとするならば、瞑想へと誘う、ここ昭和村は絶好の場所
なのだ。心の充足感を補える場所として、私はここを訪れることを推奨したい。
八百(やおろず)の神々が宿り棲家となっている昭和村だと私は思った。
人々はその神々に祈りを捧げ、日々の暮らしの安定と心の平穏を求めているのかも
しれない。
炭火小屋から白い煙がたなびいている。
田の稲の葉が夏の風に、従順に葉をなびかせている。
雨に濡れた木々たちが更に艶っぽいメタリックな輝きの深い緑に変色している。
岩の割れ目や山の稜線の隙間から清き水が、野尻川へと注ぎこまれていく。
深い森林の中でふと上を見上げると、白い雲が風に流されて何ともいえない青の
空から私に向かって光が差し込んでくる。
神々の住む山
人間本来の暮らし方
この二つの意味を考えた時、昭和村の存在はとても大きいのである。
第12話 おわり
さて次は只見町へと、その夢物語をご案内いたしましょう。
それこそ群馬県の尾瀬、新潟県の小出へと通ずる素敵でかつ重要な町です。
JR只見線は、新潟からここ只見駅までの折り返し運転が今もなお続いています。
そこでの体感を私はしてまいりましたので、その紀行を綴っていきます。
さて、今日の最後のポートレートをどうぞ。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪