mei_megumi’s blog

私の世界観、スローライフの薦め

161回目の更新の今日は日曜日。酷暑の中で日本大移動の兆候が…。お盆と正月の不思議な2大現象ですよね。

日我が街にも、子供たちの活気あふれる声が聞こえます。でも見慣れないその顔ぶれは、多分帰省された親となった人たちの子供たちなのでしょうね

 

普段はいつもと変わらぬ町並みが、他県ナンバーのクルマやバイクツーリングの人たち

で、道の駅「よりっせ」は賑わいを見せています。

そういえば私も他の会津地方を巡っているということは、その町の人から見て私も旅人

だってこと…。人はそういう関係も持ち合わせているんですね。

 

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さて今日から会津紀行も、「下郷町」へと突入です。

その前に会津地方の全体図を "鳥瞰図"でおさらいしてみましょう。

私の下手な絵ですが、皆様方はお分かりになりますでしょうか。

 

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いつもは通過してしまうだけの下郷町(しもごうまち)ですが、実は温泉地や高原、そし

て大内宿に表されるように、江戸時代にタイムスリップするその集落全体がアトラク

ョンになっているという場所もあり、多くの観光客がこの町に集まっているのです。

 

会津紀行」 第16話  ~その①~

山には山の、川には川の、そして人には優しい暮らしの環境がそこにはあったのだ

 

会津若松市より南西へとクルマを走らせる。

すると全国でも名高い、芦ノ牧温泉が見えてくる。

そして阿賀川沿いを更に走り抜けると、「ねこの駅長」で全国に話題になった、

藁葺き屋根の「湯ヶ野温泉駅」を左手に見ながら、その国道沿いを楽しむ。

この辺りが「下郷町」である。

下郷町を流れる阿賀川は、川幅が狭くそして急流に近い。

だから名所「塔のへつり」のように、急流さゆえに川の崖が侵食し、摩訶不思議な

自然芸術品を作り出したのだ。

 

また「大内宿」という集落は、そこの民家を揚げて遂にその場所を観光地化に成功した

のだ。

藁葺き屋根の木造住宅とアスファルトを敷かないその佇まいは、私を江戸時代へとタイ

ムスリップさせるかのような不思議で新鮮な感覚を覚えた。

建築家として、茶室を代表する数寄屋造り(すけやづくり)を手がけたことがあるからこ

そ、私はこういった古典的建築様式もたいへん好んでいる。

 

下郷町役場はまるでキャスビタル若しくはシャドーのようである。

それは決してクラシカルではなく、近代的なモダン建築様式だ。

ここに暮らす人々はさぞかし行政サービスに不満はないのかな、とも思ってしまうほど

だ。

 

この役場を通り過ぎ、クルマは一路福島県中通り白河市へと抜けることができる。

その途中の道の駅「しもごう」はパティオ(中庭)がある平屋建ての素適な建物で、この

パティオに人々は集まり、それぞれの憩いの場所として利用されていることに私はなぜ

か嬉しさを感じる。

私は長きに渡り、パティオ(中庭)とはなにか? を模索していたことがある。

特にうなぎの寝床といわれる京都の民家は縦に長く日当たりと風通しは極端に悪くな

る。(私の住む、西会津町の野沢地区も同じような景観でもある)

そこで住宅のほぼ真ん中辺りに、中庭を設けたのだ。

これによってトップライトのように天から降り注ぐ太陽の光や、ある程度の風を呼び込

むことができた。

道の駅「しもごう」はそのパティオからレストラン棟の席からはテラス席も含めて、那

須高原の山々を見上げることができる。

実はここの道の駅は会津高原という中にあるが、この会津高原のとなりの高原が那須

原なのである。

ということは、群馬県との県境ということになる。

 

ここ会津地方はこの群馬県始め、新潟県山形県の3県に囲まれている。

だが会津は他県の影響を受けず、独自の伝統と文化を今もなお継承しているのである。

 

続く…

 

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さて真夏だということで、私の衣装もそれに合わせてミニカートや肩をむき出しにした

ワンピースを着ていますが、正直申しまして恥ずかしいことは事実。

でも作品づくりにその役はかかせないというスタンスで頑張って撮影しております。

こういう姿の本物の女性に会いたいと、密かに思っています^^

 

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それでは次の更新まで ごきげんよう  メイ