170回目という節目の更新日。最近の涼しさは私の心を安定させてくれています。もうすぐ秋ですねー。
芸術の秋…昔から聞き慣れた言葉ですが、こうして文章を綴り続けていますとその意味の深さが分かります。そしていかに動きのある写真の作品を作るか、という感性を磨いています。
日曜日の昨日は、久しぶりに自宅に籠っていました。夜に食べ物を買いに行っただけで
す。こういう日も巡ってくるという日常をただ単に見過ごすのではなく、常に深い洞察
力を持ちたいものです。
生きていることの喜び、生かされていることへの感謝の心は、やがて誰かのためになる
昨日執筆していて、そう感じておりました。
さて新潟紀行の続きです。
ぜひお読みくださいね。
「新潟紀行」 第1話 ~その②~
遥かに遠く感じていた日本海の大都市、新潟。今私はそこに足を踏み入れている
人口80万の政令指定都市として北陸を代表する新潟市は、商工業そして海運業も盛んで
昼間の人口は100万人になると聞いている。
確かに1000万人を越す大都会、東京とは比較することはナンセンスではあるが、日本海
側での地域で一番の都市なのは確かである。
いざその大都会に入ると〇〇通りなとが多数あり、町の地理を知らないと大変なことになる。良く似たような街角では方向感覚を失ってしまう。
それはここ新潟市に限らず、高いビル群を持つ全国の大都市も同じである。
都市というのは多くの人が集い、そして商業圏として成り立っている大集団の塊であ
り、そこは色彩が豊かでまた人々はその喧騒の中にいるのである。
政令指定都市というのは、私なりにその解釈を紐解くと、その全てが海に面している。
札幌市・仙台市・横浜市・静岡市・浜松市・名古屋市・福岡市も海に面している。
やはり海運業の発展地であり、諸外国との貿易港を持っている。
だから多種多様の産業があり、そこに従事する人々が多くいるからだと思う。
すなわち、政令指定都市とは国の権限の一部を譲渡してもその地域から発生する経済
効果は十分に高いので、国としても安心なのであろう。
いずにせよ、地方都市は周りに数々の市町村があり、東京のドーナツ現象のミニチュア
版といっても過言ではない。
人々の暮らしはこうして大都会と田舎との間を連絡し合って成り立っているのである。
続く…
8月22日に再度日本海を訪れましたが、その日は以前の陽光でキラキラと輝く海では
ありませんでした。
でも荒々しくもなく、暑くもなく、静かな海面でありましたのでとても快適でした。
冬になると日本海は荒れます。
それが人々をセンチメンタル若しくはノスタルジーに浸して、演歌の歌詞に代表される
ように、打ちひしがれた悲恋の一人旅が似合う光景になるのでしょうか…。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪