187回目の更新です。人の集う所というのは、そこに魅力があるから。そんな山形の独立共和国に行ってきました。
不思議な場所、それが上山市。決して大きな町ではないのにドン!と構えていたのでした。
"うえやま市" ではありません。 "かみのやま市" と呼びます。
今から4年前に私は一度訪れたことがあります。その理由はショートストーリーの
中で綴っていますので、ここでは割愛します。
この町は、県庁所在地の山形市まであと30~40㎞という場所にあります。
温泉と城下町とが融合する素敵な処です。
山形県内の独立共和国みたいなのが、ここ上山市なのだ
蔵王の山々が見える。
その猛々しい山脈は、今日訪れた時には雲に隠れていた。
東北をこうして北上していくと、文化や言葉のイントネーション(方言)の違いが
よく分かる。
この上山市は米沢市のグループ「置賜地区」ではなく「村山地区」となる。
江戸時代に上山藩があり、上山城を築いた。
ちなみにこの城は「月岡城」という別名でも有名である。
さてこの城下町には上質な温泉が湧き出ていて、その透明感のある温泉地には
一年中温泉客の足が途絶えることはない。
決して高いビル街という町ではなく、その温泉情緒たっぷりの雰囲気に私は
魅了された。
君主の城の元に温泉場としての町並みは、きっと江戸自体の時からこうして人々が集ま
り、賑やかであったに違いない。
人は魅力ある場所に何故か集まるものであるし、その町の独特な雰囲気というのも
興味をそそられるに違いない。
どこの町にも似ていないから、私は「山形の独立共和国」と命名したのだ。
終わり
4年前に訪れた時に記念として描いた私の水彩画です。
まったく変わっていなかった町並みに安心しました。
さて、この町にはまったく似つかない一棟の高層建築がありました。
実はそれが立った理由があるのですが今回は説明を省きます。
今までいろいろな場所の紀行文を記載いたしましたが、次回からはいよいよ私の真骨頂
小説家としての作品をお載せいたします。
今回はノンフィクションではなく、現実にあり得る物語です。
悲しくも切ない…だけども人は命の重さと自分自身と他の人を大切に想う…
そんな短編小説です。
書籍になる前での公開です。ぜひ、こうご期待を。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪