城下町は全国に数々あるけれど、こんな綺麗な公園は初めて! 長旅の余韻は今もなお。251回目の更新です。
福島県の玄関口であり、奥州街道の出発点でもある白河市。その綺麗な名の通り、整った都市計画に脱帽。
今週の水曜日に、福島県の最南端と言ってもいいのでしょうか…。白河市へと初めての
旅をしてまいりました。那須高原に最も近い福島県の町ともいえるかもしれません。
我が家から猪苗代湖手前の強清水より、東南方向へ直進。山々を超えて天栄村を通過し
てやっと白河市へ。帰りは西郷村から会津高原を経て下郷町へ。その往復距離は
220㎞でした。
寒の戻りなのでしょうか。とても寒い日でしたが撮影の時は薄着にもなったりして果敢
にカメラの前に立ちました。
ロケ現場での撮影時に女優さんたちもこうして寒いのをこらえて、頑張って撮影してい
るんだなあと、私自身肌で感じ取りました。
旅というものは、やはりいいものですね。
「今のままで大丈夫?」
その問いかけに、私はこうして行動を起こします。そうしますと新しいものをたくさん
発見しますし、私の心の中の意識をも変えてくれたり、気付かせてくれます。
たった一握りの勇気さえあれば怠惰な自分を正せる
そんなことを再確認したような気がします。
さてここ白河市は城下町として歴史ある町です。
小峰城を町のシンボルとして付加価値のある高度な意識なんだなと、
私は思いました。
この町は奥州の重要拠点として歴史を重ねています。
今もそれが続いており、東北新幹線・東北自動車道は東京間を短時間で結んでいます。
そういう近代的な町であっても、城下町という雰囲気を壊さぬよう、白河の人々は英知
を出して町のイメージを良きものとして旅人に伝えているのですね。
冷たい風が我が身に針のように刺します。
そして硬質な石垣は更に冷たさを助長していました。
建築家として見解を申し上げるのなら、私はこのように思います。
当時の政治のスタンスとは、城建築から読み取れる。
防御・繁栄・永続としての要塞、それが城。
いわば城郭なのである。
権威という力を誇示する。
だが民衆のための城でもあり、民の幸せを願う君主も大勢いただろう。
威厳と優しさという相対の建築物が、城なのであると。
手作りのお弁当をこの小峰城を見ながらいただきました。
食べながら不思議に感じていたことがあります。
過去私は、このようにして一人旅を楽しんだことがあったのだろうか…
確かに青春時代はバイクに乗って信州へとキャンプにも一人で出かけた。
だがいつの間にか一人で行くことや、一人で過ごすことが嫌になっていた。
ところが今はどうだろう…。
こうして手弁当を持って楽しんで方々に出掛けている。
今の私はスローライフの入り口に差し掛かっているのに違いないと…。
実はある物を発見して国道をUターンしたんですね。
そのある物とは…?
私の旅というものは、「あっこれは!」という直感がはたらいて、こうしていかなる時で
もそこでカメラを据え付けるのです。
有名観光地でパシャリ! 私の撮影はそれはNGと自分のルールを決めています。
あとはこの数々の作品をどのようにご覧になられるのかは読者の皆さまがご判断して
くださるかと…。
ただただ楽しく一人旅の醍醐味を感じなから出掛けているんです。
旅に出かけますと時に人の優しさや思いやりに触れたりします。
まあ私の場合は、身なりが身なりですから結構男性の方が気を配ってくださいます。
特に道を譲ってくれることが多いですね^^
今日のブログは長々と申し訳ありません。
テーマ「本当にこのままでいいの?」 この質問に私なりに一生懸命に回答しました。
連載小説「メイとコーヒーとニャンコたち 特別編」は今日はお休みにします。
最後に今年は雪がほとんど降らない中、会津高原の壮大な雪景色でお別れしましょう。
私もビックリしました。こんなに深い雪が…。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪