朝3時起きの52回目の更新です。作家というのはパッと目が覚めるとすぐに原稿を書くものなんです^^
規則正しい生活こそ、心身共に健やかになると分かっているのですが…
昨夜、2014年のアメリカ映画「イントゥ・ザ・ストーム」という映画をネット配信で観ました。
巨大大竜巻に襲われた、アメリカ中西部シルバーストーンの町に、地球史上最大規模の超巨大竜巻が襲来。この巨大竜巻に襲われた町の人たちは為すすすべもない中、竜巻を追って観測する研究者、ストーム・チェイサーたちは生涯に一度観測のために、敢えて竜巻の渦の中に向かっていきます。
そんな中、二人の息子が通う高校の教師は、生徒や家族を守ろうと懸命の努力を続けていたのです。
この映画は、そういうあらすじでありまして、いわゆる必死に生き延びようとする人々の姿を臨場感溢れる映像で映しだされるディザスター・ムービです。
私はよくこのジャンルの映画が好きでして、何度も同じ作品を観るのですが、最近のそういったディザスター・ムービは、CGを駆使していかに現実味を帯びて見せるかということが見え見栄の感じですね。あと製作費用の低予算の影響が出ている作品なんかは登場する人物もロケの場所も限られていて「ああ、これは費用がかかってないな」と思わざる作品が多くなったような気がします。
ただそうした自然災害に立ち向かったり、「生き抜くんだ!」というエッセンスは感じられます。あとアメリカ映画の特徴として「家族愛」なるものの作品が多いですね。それは私にとりましては良いとか、悪いという評価はしませんが少しやり過ぎのところがありまして、正直あまりいい印象はありません。その家族愛の主張が強いほどその作品の観点が変わるような気がしています。本当はその自然の怖さや、災害の痕跡を訴えているはずなのに、それがヒューマンドラマに摩り替わってしまっているという映画が多すぎますね。
しかしこの映画の中で光るセリフ(言葉)が一つだけ印象に残りました。
「悔いのないように生きる。終わりはいつか必ず来る」
この言葉の意味するところ、それは誕生したら次は死を迎えることです。だから価値ある生き方をしなければなりません。
このカテゴリーの中で最近素晴らしいなぁと思った映画をご紹介します。
「カリフォルニア・ダウン」という作品です。
突如カリフォルニアを襲った巨大地震と津波の被害から人々を救出する、ヘリコプター・レスキュー隊が活躍する凄腕パイロットの勇姿を描く3Dディザイスターアクションです。この映画の凄いところはCDとはいえ、3D効果が抜群で本当に町が崩壊していくシーンがとてもリアルです。あたかも実際に起きた映像をニュースで観ているかの錯覚を覚えました。
私たち日本も2011にそうした世界に類をみない大震災を体験しました。
それは私の人生を変えました。また多くの人たちが人生の転換を経験しました。
日本を含め太平洋側に面する国々は、「環太平洋造山帯」に属しています。今後もいついかなる時に大きな災害に見舞われるかもしれません。
私たちの住んでいる地表は、タマゴに例えると卵の薄い殻にすぎません。
地球は生きています。
マントルはタマゴの黄身部分。そして白味の部分は常に動いています。地球のブレートは動き続け、時にはぶつかりあって地震を起こします。そしてそれが引き金となって火山を誘発する場合もあります。
生きるということ…それは自然との共栄、共存。そして我が心と大宇宙から発せられる光と共に生きることです。
私たちは今は生かされています。しかし必ず最期を迎えます。その時は体と命、そして思考でさえも「無」となるのです。
だが私たちの精神に宿っていた魂はなくなりません。いつかその魂には別の命と遭遇するのです。
それでは次の更新まで ごきげんよう