おう! また雪か…? と思ったら花吹雪。いやあ綺麗で見事なものですねえ…でも何か可哀そうな春。266回目の更新です。
なぜか、今年の桜の花の散り方が遅い。「私たちはまだ咲いてるよ。人間たちが来るまでね」そんな声が聞こえます。
全国に緊急事態宣言の発令が出され、地方の国道の電光標識版にも、なかなか厳しい
文言が掲示されました。ほとんどの人がマスクを着けてクルマの運転や食品売り場を
歩き回っています。
この春、私は例年以上に花々に触れ合うことができました。
意識的とはいえ、各所に咲く桜はもちろん、春を代表する花々との巡り合いは私の心を
本当に豊かにしてくれています。
高原から望む会津盆地の町並みは、遠く別世界のように私の目に映りました。
「ここでみんなが一生懸命に生きているんだな。私も同じく」と…。
今のところ、会津地方は大きな事件としてコロナの影響はありません。
ですが、緊急事態宣言が今後どのような形で社会に影響が出るのかはまったく予想が
つきません。大都会ほどではないにしても各分野ごとに大きな不安が心の中に入って
くるでしょう。
地球を全て支配しているのは人間ではない
この言葉を噛みしめています。
目に見えないこうしたウィルスや細菌も生きています。
人間に限らず全ての動植物は、このグループと共存している訳です。
以前から何回も申し上げていますように「奢(おご)る人間に絶対にならない」
ということですね。
仏陀やイエス・キリストが誕生する以前、今から6000年前のインドのヴェーダンタ哲
学は世界最古の言語「サンスクリット語」で既に人の道というものを示唆しています。
上に掲げたこの二人も、インドへ旅立ち教えを受けたのでした。
平和とは、自分の心で作り上げるものです。
私が以前から申している「ネガティブなものはネガティブを引き寄せる」ことが現実に
起こっていますよね。これが「負の連鎖反応」なのです。
人が人を心配する以前に、まず自分のことを心配する。
「俺、大丈なのか?」 「明日からの仕事はあるのか?」 「どこにでも出れないのか?」
そんな風潮になりかねません。
私も気苦労と日々の暮らしの苦を背負って生きてきました。今もその連続です。
さて暗い話題を終えて、やはり新しき命の芽生える春が訪れたのですから、今年の春の
良き思い出として、数作品をお載せしたいと思います。
あなたがちょっぴりだけときめいて下さったならば本当に嬉しいです。
誰もがもつ春のイメージ。
それはあなたの人生という、物語の中のページに残る輝かしいあなただけの宝物です。
毎年季節は廻ります。
今年のようなこともあれば、また新たなことも…。
楽しいことだけを考えましょう。
明るいことだけに想いを馳せましょう。
気の遠くなるような長い長い歴史の中で、私たちの一生は100年あるかないか。
80~90年しかこの時代にいられないのですね。
ビッグバンによって宇宙が始まってからの年表を作ったとしても、私たちはその年表の
中の点にすぎません。地球でさえも誕生が46億年前ですので、年表には少しだけ棒が
引かれるだけです。
だから私たちの命は本当に「点」なんですね。
でも「点」であったとしても、その一生の我が身に降りかかる出来事は、大宇宙以上の
大きなものなのです。そして貴重な命は、体に宿る魂の成長のためだけにあるのです。
「今を生きている、生かされている」
それに感謝することによって、あなたは大きな安心と希望をもつことができます。
それがやがてあなたの望む未来へと変換されるのです。
暗いニュースなど吹き飛ばせ!
そんな強き思いは、かならず健康を維持できることでしょう。
今日の最後のブログはこのポートレートでお別れいたしましょう。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪