66回目の更新の今日は春の陽気! 心がワクワクしてきますよね
執筆で部屋に篭りがちの私が一変して、出掛けることが多くなりました。
春…。
それは生命の新しい息吹が芽生える季節。
我が家のニャンコは首輪をつけて外へとお散歩に出掛けたっきり。
あまりにも寒かった日々は、このニャンコはいつもストーブの前でひっくり返っていた
り、お布団の中で潜って寒さを凌いでいました。
そんな冬も終わりです。
私の場合、この冬はブログ作成もそうですけど、いろいろと書籍づくりで一日中部屋に
いた連続の日々でしたが、「暇だなぁ」と思ったことは一度もありません。
実は私はテレビがありません。
必要がないから処分しました。
数年前までは、「最近の世の中はどうなってるの」と報道番組などに心を捉われていた
のですが、そんなこと(世の中の動き)は今の自分には全く関係のないことだと気付いた
のです。
そのように、テレビ番組で束縛されていた自分がいたのですね。
今は音楽を聴いたり、読書そして執筆や写真加工などに時を費やすことができて、私は
とても幸せに思っています。
「心の充足感」とでも申しましょうか、時間がゆっくりと流れていくのを感じていま
す。この人生を与えてくれたことに私は感謝します。
そんな時の流れの中でも、常に暮らしぶりというのは変化していきます。
例えば、生まれたばかりの我が子と、これからもずっと一緒に暮らせるんだなぁと思っ
ていても、いつかは親元から巣立っていくのですね。
「本当はいつまでも一緒にいたいんだ」
これは本音です。でも時の流れというのは、常に人間社会だけでなく、万物全体に関わ
ることなのですね。
宇宙の始まりは、今から150億年前の大爆発「ビッグバン」でした。
太陽系の誕生は46億年前です。地球はその時に生まれました。
これこそが時間の流れ、いわば時空というものです。
もう少し付け加えますと、原始太陽ができてから、現在の太陽系の姿になるまでにかか
った年月は、1000万から1億年という時間がかかっているのです。
全ては「無」となる。
仏陀の言葉は現在「経典」として存在していて、いわゆる「お経」として唱えているの
ですが、実はこの中に書かれているのは「哲学書」なのですね。
私たちは、常に周りが変化していること、そして自分自身も変化していることに気付く
ことが大切です。
だから小さなことを、あれこれ考えずに寛容な心で自分自身、そして他の人たち、世の
中の動向を客観的に観察するだけでよいのです。
私は一緒に暮らした愛猫が10匹いましたが、そのうち9匹とお別れしました。
既にこの世から消えてしまった命、そして行方不明となったネコたちもいます。
とても悲しい…。でも必ず別れはきます。
だからその時がきたとき、自分がうろたえることのないように強靭な精神を養わなけれ
ばなりません。
小説「メイとコーヒーとニャンコたち」は、そのストーリーと主人公のメイが強くな
っていく物語です。
「この世をつくったのは、貴方の心である」
この仏陀の卓越した言葉ですが、外の世界を良くも悪くも見えるのは、内なる自分の心
の在り方によって、いかようにも変わるのだ…と、私は解釈しています。
昨日は190㎞の移動でした。
受験生2名の家庭教師の授業です。
思いがけないサプライズがございました。
小さな女のこたち、受け持つ女子生徒さん、そして保護者の方との記念撮影。
私は「メイ」の格好です。
「メイちゃんと写真撮りたい」というリクエストに応じました。
私はこんなに嬉しいことはありません。
女装して変身した私に理解を示してくださり、そしてみんな笑顔で一枚の写真に納まる
なんて、誰が想像したでしょうか。
これは私が作家として信念を貫き続けた、「幸せの結果」なのです。
自分自身と向き合い、そして人々と触れ合うことこそが、自分の魂を成長させる糧であ
るということを再認識いたしました。
今日の最後ですが、途中「芦ノ牧温泉」での自撮りにいつものように合成して、短い
ストーリーをつけました。
インドネシアの希少なコーヒーを飲みにいく途中のシーンです。
この詳細は小説「カフェ『夢倶楽部』マスターのつぶやき ※第3話」に詳しく紹介
しておりますので、ぜひお読みくださいね。
それでは次の更新まで ごきげんよう
