79回目の更新。昨日で1007のアクセスがございました。感謝の心でいっぱい!!
私のテーマはスローライフ。でもこのカタカナに惑わされないで…。
私は26歳の時に、建築設計事務所を立ち上げました。
あとで聞いた話ですが、「あいつは1年ももたないだろう…」と。
でも私の建築士事務所は25年間続きました。
これからという時に、リーマンショックが起きました。
そして、惜しむことなく閉鎖したのです。
その頃の私は、まだまだ若輩で、日経新聞を読み、「プレジデント」という
月刊誌が愛読書。更には全国経営者連合会、日本経営者同友会に会員登録して
首都、東京に何度足を運んだことか…。
そして
「俺は最前衛のトップにいるんだ! この感性(センス)で素晴らしい建築家になるぞ」
ヤマハの建築セミナーで、赤坂のサントリーホール、渋谷、新宿、池袋、品川などの
会場をくまなく通い、一流の建築家たちの生の姿の講演を聴いて、
「次はこの俺だ!」
と、勇ましく生きていました。
アメリカの元レーガン大統領のオフィスへ「日米経営者親善協議会」のメンバーの一人
として渡米しました。
滞在先は、ロサンゼルスのマリオットホテルのスイートルーム。4泊しました。
成田からロスまでは偏西風にのって、9時間のフライト。
帰りは逆風ですので、成田空港に到着するのに11時間を要しました。
目の前にいらっしゃる、レーガン大統領と握手をしました。
大統領の大きな手は、力強かった…。
そして何よりも温かかったことを今も私の右手に、その感触が残っています。
簡単な英語で談笑したのがとっても楽しかったです。
この写真をこのブログで公開するのは、実はとても私自身躊躇しておりました。
30代という若さなのに、今よりも老けて見えるし、そして純粋ではなかったのですね。
「野望」「野心」という30代独特の心理がはたらいていました。
今の小説の中の「伊集院 誠」としての私は、もっと若い雰囲気があります。
それは、全ての欲心から開放されているからなのです。
30代の頃の私は、くどいですが、野望だけがあって、それが表情に出ています。
しかし思い切ってこうして公開しました。
その理由とは?
□ 若さとは何事も恐れぬ信念がある
□ 勢いとは「見栄」なのだ
□ 自分にコンプレックスがある。だから隠さなければならない。
当時の私は、そのような事由をつけて自分自身を振るい立たせたのに過ぎません。
今こうして振り返ってみますと、
「我が人生には、海の波のごとく、絶え間なく打ち寄せるものと、引いていくもの」
きっと誰もがその体験をしています。
平穏な生活とは?
穏やかな心であり続けるとは?
スローライフって、なんだろう…。
私はこうしてこのブログのテーマ
スローライフ…ゆったりとした心の流れ、時の流れを感じ取っていただきたいのです。
人生は焦ることはありません。
自分が生きてきた道筋は、なにも恥らうことはありません。
普段、私たちは外観(外の景色)を見過ぎているのです。
だから右往左往しています。
あなたは、内面(自分の心の中)を見続けていますか?
本当の自分を知っていらっいますでしょうか。
「この世をつくったのは、貴方の心である」
この卓越した仏陀の哲学を知り、この瞬間にそれを思うことで、貴方の未来は変わって
いきます。
上の写真とはまったく正反対の今の私は、自分で言うのは甚だ滑稽ではありますが、
何か求めていた女神のような風体になりつつあります。
なぜ、何でしょうか?
私にもよくわかりません。
でもただ一つ言えることは、
「オマエ、よく頑張ってきたな。だから少しは肩の力を抜いて豊かで清々しい空気を
吸ってみよ。そして身体の中の毒素を吐いてみよ。そうしたらオマエの心が休まるぞ。
やがて穏やかな心になった時に、オマエ自身が己を救うことができる。
自分自身を癒す力を備えることができる。
それは身体もそして心も休むことができ、そうしてオマエは心清らかにこの一生を
遂げられる」
みなさん、いちばん上の写真とこの写真を見比べてください。
心の在り方一つで美しく、そして若くなる事を。
同一人物に見えますか。
私たちはこうして未来の可能性をもっているのです。
この私がそうなのですから、世界中のみんなができることなのです。
「自分の夢、そして今を生きている目的をさがしてください」
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪