116回目の更新です。会津若松市には素晴らしい温泉保養地も存在。散策に疲れた体を癒す最高のおもてなし空間がそこにはあるのです。
温泉王国、伊豆にいた私もカルチャーショック!! それが東山温泉と芦ノ牧温泉。でもここ福島にはまだまだ数多くの温泉地があるんですね。
戯れる(たわむれる)ことの大切さは、本当の自分にもう一度向き合えること。
何かとせわしない時を過ごし、本来の自分はどうだったなのか…そのように振り返る
時間が少ない方も多いかと思います。
さて「会津紀行」の会津若松市編もそろそろ佳境に入ってきました。
以前にも申し上げましたように、私のブログは観光パンフレットではありません。
作家としての目から主観と客観を混ぜながら著述しておりますりで、なにとぞご理解く
ださいね。
「会津紀行」 第4話 ~その⑥~
若松市内を歩くと、そこにはいにしえの浪漫ぱかり。町も建物も、そして人々も。
伊豆半島は老舗「熱海温泉」を筆頭に、伊東・熱川・稲取・河津・下田・
南伊豆・松崎・西伊豆・土肥・戸田という温泉地が東海岸から西海岸をグルっと
取り囲んでいる。
そして内陸部は、伊豆長岡・韮山・畑毛・大仁・修善寺・中伊豆・天城湯ヶ島と
そうそうたる温泉地のオンパレードである。
映画で有名な『伊豆の踊子』、石川さゆりの歌う『天城越え』そして年配の方は
おそろく聞いたことがあるだろう、箱崎新一郎の『熱海の夜』なのでも代表されるよう
に、伊豆という所は、適度な田舎感と、海の幸、山の幸に恵まれ、山と海の色のコント
ラストの美しい景観に、一年中観光客は絶えない。
温暖な気候は当時文部省歌でもあった『みかんの咲く丘』(この歌は伊東市で作られた)
のように、人々の暮らしは快適である。
「それではそんな良い場所からなぜキミはここへ来たのか?」
と尋ねられそうだが、やはり東日本大震災で私の人生もこうして一変してしまったので
ある。総務省の「復興支援員」となり、福島県へと赴任したのがきっかけとなった。
さて話は脱線してしまったが、冒頭のようにここ会津若松市も温泉保養地が存在する。
その代表的な温泉地を紹介したい。
□ 東山温泉
□ 芦ノ牧温泉
この二大温泉地は、会津を代表すると言っても過言ではなかろう。もちろん会津地方の
他市町村でも、有名・無名は問わず数多くの源泉がある。
我が街も第三者セクター運営の、宿泊を兼ねた入浴施設がある。
上の二大温泉地については、個々にその特長を調べていただくと私のペンが休まるので
ありがたい。
昔からの由緒ある東山温泉は、歴史の重みがずっしりと詰まっている。
すこし規模は東山温泉より小さいが、伊豆の修善寺温泉も同じような趣きとして
私は捉えている。
そして芦ノ牧温泉であるがもこれにはビックリ! した。
なにしろ断崖絶壁に建築物がその壁にへばりつくように建っているのだから
建築家の私としてみれば、興味深々であった。
(なぜあんな所に施工したのか…? そこに源泉が湧き出ていたから?)
うーん、これは調べなければ私の心の中に永遠の謎として残ってしまう。
いつの日かそのことをこのブログで書き綴りたいと思う。
会津若松市は、会津藩という武家の城下町というイメージが最も強いのであるが
もっと掘り下げてみると更に古代から人が住み始めた頃まで遡ることが賢明で
あろう。
何故ならば、平野と言えるこの広大な盆地は、人々の暮らしに適した場所だと
私は思っている。
いよいよ、次は平成の大合併で誕生した『会津美里町』の紀行文を綴るとします。
今まで記述した会津若松市の紀行文は、実際に『書籍』として出版するときに
修正・加筆をしていくつもりです。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪