175回目の更新の今日は9月最初の日曜日。私は心がウキウキとして一日を過ごしました。トキメキを感じながら…。
今日も道の駅「よりっせ」は多くの人が訪れていました。そんな中ライブコンサートがあり、私は3曲聞き入って、その歌詞の内容を感慨深く聞きました。
「キミの夢はキミだけのものじゃない。他の人も一緒だから」
「例え遠く離れていても、できる限りキミを見守り続ける」
こんな素敵な感じの歌詞が私の心の中に響きました。
そしてこのシンガーの才能と感性は、多くの人をきっと励ましていらっしゃるのだろう
と感じ入りました。素敵でした!
さて、いよいよ9月。
辺りの田園は稲穂がおごそかな黄金色に変わっています。
もうそういう時期になったのですねえ…。
そんな訳で今回の会津紀行は、その米処としての私なりの考証と観察を綴りましょう。
「会津紀行」 番外編
会津米は、その広大な田園地帯に注がれる純朴の水の恩恵。ここは祝福されているのだ
会津の食文化といえば、やはり筆頭にくるのが "米" であろう。
そしてその米から作られる会津の清酒(日本酒)は、今や会津米と共に全国いや世界中に
知られることとなったグローバルなものとなっている。
わが故郷、静岡県の富士山麓でもコシヒカリを中心とした米の栽培は盛んである。
標高400~500メートルという高原には、富士山からの豊富な水が供給されているので
本当に美味しい白米をいただくことができる。
ここ会津はその上を更にいく。
その①の理由
それは何よりも広大な会津盆地の大半を田園としているからだ。
その②の理由
会津盆地は四方を山々に囲まれているので、その豊富な水量はまず枯渇することがな
い。冬の積雪は確かに冬の時期に暮らすのは大変だが、こうして恵みの水となって田園
地帯を潤している。
その③の理由
農家の英知と努力は、古来からの伝統農法を更により良くしている。
そして稲の品質維持は元より更に品種改良や研究に余念がないのである。
全国的に有名なった湯川村のコシヒカリは、ふるさと納税の返礼品として脚光を浴びて
いる。だが猪苗代湖を中心としたエリアの田園、そして一山越して西会津という山岳地
帯も会津盆地の田園地帯と共にあることを忘れてはならない。
特に西会津の米は、北にそびえる飯豊連峰からの清らかで豊富な水量の恩恵を受けてい
る。もちろん阿賀川という大河もある。
また山岳地帯にある奥川の米は、新潟の魚沼のコシヒカリと互角の品格をもつ。
会津は四季折々とはっきりした変化があり、その恵みは観光という視覚的な作用だけで
はなく、こうして我々人間を含む多くの動植物たちが食文化での祝福を受けているので
ある。
終わり
今日、近くのスーパーでは新米が店頭に並べられました。
上の写真は、ここ西会津で先週撮影したものです。
こうして秋が訪れてきます。
収穫の秋は、私たちへの祝福。
だから決して食べ物を粗末にせず、感謝の心でいただきたいものです。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪