今、子供たちが危ない! こういう社会を作った私たちにも責任が… 節目となる230回目の更新です。
自分に自信が持てないんです…これからどう生きていくのかが分かりません。これが今の子供たちなんです。
先日、クルマの中でラジオのNHKニュースを聞きました。
「統計によると、今の子供たちには自分自身への自信がなく、また自分の将来像も見え
ないという結果となりました」
何ということでしょう! 子供たちは夢がないのだと。
私は中学校勤務していたときに、生徒たちといつも給食を共にしていました。
「キミは将来、何になりたいんだ?」
「建築士かな? 製図を描きたいかなって思ってます。それにビルもそして自分の住む家
も設計したいですよ」
「嬉しいこと言ってくれるねえ。頑張ってその目標を達成しような」
「はい!」
そんな会話をした覚えがあります。
今回の報道はまったく真逆の内容でした。
今7人に1人の割合で、児童の貧困者が続出しているとのこと。
こういう社会構造をつくったのは、やはり私たち大人ではなかろうかと思います。
利己主義・利益主義・競争社会・実力主義など、自分の力次第で年収がアップするなど
いくら民主主義を主張しても、本来の人生の目的から大きく社会は脱線しています。
今こそ大人は自らを振り返り、今の子供たちの幸せを最優先に考えるべきかと…
今日のブログのテーマは「教育」
教育家としての顔をもつ私の「教育論」をお伝えします。
でも難しい内容は避けますので最後までお付き合いくださいね。
政府は「高等学校無償化」の方向へ切り出してきました。
もちろんこの政策はたいへん良いことだと思いますが、無償化ということは全て
国税から支出するものであり、私たちはその負担を強いられますが、日本の将来を背負
って立つ今の子供たちへの投資と考えています。
先程も申し上げました通り、貧困の家庭が著しく増大しています。
電気、水道などの光熱費の支払いが滞ってしまった、というご家庭も今大きな割合で
増加しているとのこと。
教育費に大きな負担がかかる世代のお子様がいらっしゃるご家庭では、大きな悩みと
なっていることでしょう。
「教育にお金をかけてはならない」
その言葉は果たして有言実行となるのでしょうか。
あまりにも多額の資金を使って、旧校舎から新校舎を建設し子供たちを移動することは
確かに新しい設備の整った学校は快適です。
しかし「箱もの」ではありません。血の通った教育の心を忘れてはなりません。
私たち大人はそれぞれ自分を振り返ることが大切です。
「果たして俺は(私は)、社会のためにそして家族や自分のために何をしてきたのだろ
う…そしてそれは役に立ったものなのか、自分が生まれてきたその目的を今も達成する
ように努力しているのか」
そんなゆったりと考える時間を皆さまはお持ちでしょうか。
さて、新小説「メイとコーヒーとニャンコたち 特別編」は、そのストーリーの続きを
未だに綴ることができません。
書けないというコンプレックスはやがて克服するでしょう。
皆さまと同じく、いろいろな諸問題を解決してきた訳ですから、その時がくれば
驚くほどに文章が進むのではないかと今はじっと模索している段階です。
誰しもがもっている「負い目」
その苦労と悩みはいつの日か消えていくことを信じて、毎日をお過ごしください。
そのポートレートを今日のブログの最後に載せましょう。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪