「あっ! お嬢さん。ここのスペースを使ってくださいね」 えっ! 俺、女に間違えられている…そんな246回目の更新です。
そりゃそうだ。こんな格好してれば勘違いされるよなあ。でもそのおかげでいい旅ができました^^
その駐車場では何やらトラブルが起きたらしく、パトカーが2台止まっていて辺りは
騒然としていました。たった1台分の駐車スペースしかなくて私の前には既に1台のクル
マが待機していました。
その時、そのクルマから出てきた二人のご年配の紳士はこう言いました。
「見ると福島ナンバーですね、貴女のおクルマ。わざわざ遠い所からこうしていらっし
ゃったのですから、どうぞ私たちを気にせんでいいからお嬢さんにあそこの駐車スペー
スをお譲りしますよ」
「ええ! 本当ですか。でも…」
「綺麗な女の人には私は弱いんで…」
「綺麗だなんて、そんなことはありません。でもせっかくのご厚意をありがたく頂戴し
てもいいんでしょうか?」
「ささ、どうぞ。私らは別の所にクルマを止めますから気にしないでくださいね」
「本当にありがとうございます。感謝します」
上の会話は事実でして、最近の私のボイスはすこし女性らしく高いトーンを発すること
もできます。実は猛レッスンをしたんですけどね^^
ここしばらくは新潟三昧になりそうです。
今週の水曜日、暖かい気温に誘われてつい行ってしまいました、新潟に…。
新発田市の時はとても寒く、すぐに退散するというアクシデント。
何かそのリベンジのような気候に私は水曜日の一日、ウキウキしながらメイとメグミに
なって撮影をしたのでした。
そしてそれは、「私を女優にしてくれるんだ」という錯覚さえ覚えたのです。
それがこれ。
新潟平野の雪は溶け始めていました。
山の稜線は白く、青と白のコントラストは「ああ…新潟なんだなあ。素敵だ」と思わせ
るほどのメルヘンチックな光景に、ただ目を細めて微笑むだけの私でした。
阿賀野市から新津へ通ずる阿賀野川の河川敷公園で、私は2時間ほどゆったりとしまし
た。穏やかな陽光のもと、手作りのお弁当とコーヒーの香りは本当に「スローライフ」
の極意でして、私は始終にこやかな表情でした。
そこにもゆったりとした時間だけが流れていったのです。
そしてこんなショートストーリーもこの場所で生まれたのです。
会津若松市の真宮の田んぼでは白鳥たちが今、休息の場として50羽ほどいます。
「湖のように水がなくてもいいんだ」 昨日の午後3時頃に私は再度そこに訪れまし
た。でも暖冬の影響というものは、こうした渡り鳥たちも敏感に感じているのかと。
さてお待ちかね。
いよいよ連載小説「メイとコーヒーとニャンコたち」の再開です。
小説の中の人物名は仮名として、ご本人さまたちのプライバシーに十分配慮しました。
しかし地名はそのままを掲載しています。何故ならば私が大変お世話になっている町で
すので、その感謝と同時に少しでもご恩返しができればと、かように思ったからです。
連載新小説 「メイとコーヒーとニャンコたち」 第3話 (最終話)
続く…
さてとしばらくはこの小説の挿入写真のために、この町での撮影が多くなりそうです。
今まで撮り溜めた写真も上手く使い分けしながら、この町の素晴らしき景色と人情を
描写できればと思っています。
もし行く先々で私を見かけたら、お気軽にお声を掛けてくださいね^^
今日のブログはこの辺でおしまいにしましょう。
最後にこのポートレートとポエムで本日のお別れです。
それでは次の更新まで ごきげんよう メイ♪